どうも、RyeChemです!
今回の記事は【エントリーシート:ESの書き方は“PREP法”が重要!】です。
今まで文章作成を行う経験に乏しかった学生がESを書くのは案外難しいものです。
特に、面接官側の立場から見ると、“文章構成”には非常に大きな差が見受けられます。
さて、今回の記事ではESを書く際の基本的な文章構成“PREP法”に関して解説していきますよ!
今回の記事はこんな人にオススメ!
- 就職活動中の学生
- エントリーシートの書き方に悩んでいる方
- 将来的に就活を控える学生
Contents
エントリーシートの通過率を上げるなら“文章構成”
エントリーシートで評価される項目は主に以下3つです。
- 学歴・学業成績
- 特筆すべき経歴・能力
- 文章構成・内容
中でも、就活生には是非『文章構成』を意識して欲しいと思います。
ESの“評価項目”と“通過基準”に関してはコチラを参考に。
【面接官が教える】エントリーシート(ES)の評価項目と通過基準
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文章構成は短時間で改善可能
基本的に『学歴・学業成績』や『経歴・能力』は取り返しが効かないか、差別化を図るのに長期間要します。
しかしながら、『文章構成』を改善するのは短時間で可能かつ、ESのあらゆる質問項で応用が効きます。
なので、『文章構成』の組み立て方を理解し、自分の書きたい内容に落とし込んでいきましょう。
文章構成の改善による3つのメリット
『文章構成』を改善することで主に“3つ”のメリットを得ることができます。
- 文章を読みやすい
- 要点を掴みやすい
- 読み手に理解してもらいやすい
企業の採用担当は応募者(学生)のESを、全体で何千、何万と目を通すことになります。
基本的には“流し読み”になります。
その中で、『文章構成』がしっかり組み立てられていると、内容が非常に頭に入るんですね。
文章構成が滅茶苦茶な学生もいる中で、ちゃんと綺麗なストーリーが描かれているESはやはり目立ちます。
『文章構成』がきちんとし、理路整然とした内容はESの評価項目の第一基準を満たしたと言えるでしょう。
エントリーシート(ES)の書き方の基本は“PREP法”
では、エントリーシートの『文章構成』を改善するために、何を意識すればよいのでしょうか。
書き方の基本には是非“PREP法”という四段構成の文章構成を実践してもらいましょう。
文章作成の基本“PREP法”とは?
“PREP法”は就活、ビジネス等の様々な文書で多く採用されている四段構成の文章構成です。
説得力のある文章を簡単に作成できるテンプレートとして非常に優秀なので、是非活用しましょう。
PREP法
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の頭文字を取って、“PREP”です。
PREP法を使用したガクチカの具体例
紹介したPREP法を基に、エントリーシートの項目に頻出の「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の具体例を見てみましょう。
Point(結論):私が学生時代に力を入れたことは「学業とアルバイトの両立です」。
Reason(理由):学業面では将来的に研究者として活躍するため、大学で専門性を十分に習得し、学業成績で学科内TOP3に入ることを目標としました。一方、アルバイトでは学費を一部独力で得る必要があったため、大学に入学してから間もなく〇〇屋での接客を行っていました。
Example(具体例):大学一年の時にはアルバイトに圧迫され、学業成績の目標を到達できず、両立がかないませんでした。両立の難しさを体感するとともに、自身の課題はスケジュール管理にあると痛感しました。そこで、①TODOリストの活用による物事の優先順位付け、②目標達成のため中期的・短期的計画の設定、③一定期間ごとの進捗管理と計画の見直しの3点により現状の改善を試みました。その結果、下宿に掛かる費用を独力で補いつつも、大学2年から4年までの3年間、学科内TOP3に入ることができ、大学卒業時に学業の成績優秀者として表彰されました。
Point(結論):正確な現状把握による綿密なスケジュール管理により、入学当初に設定した目標である学業とアルバイトの両立を大きな成果を持って達成することができました。この経験を活かし、御社でもマルチタスクで質の高い業務遂行を心がけ、新製品の創出に尽力します。
結論を先に述べて、理由・具体例と話を補強することで、明瞭なストーリーとして受け手に伝達することができます。
また、結論を再度述べることで話を結びと共に、受け手に自分の価値をアピールすることもできます。
ちなみに、PREP法を活用しなければどうでしょうか。
学業面では将来的に研究者として活躍するため、大学で専門性を十分に習得し、学業成績で学科内TOP3に入ることを目標としました。また、アルバイトでは学費を一部独力で得る必要があったため、〇〇屋での接客を行いました。大学一年の時には…...。
結論を先に述べなければ、一気に話し手が伝えたい内容の要点を掴みづらくなります。
受け手からすれば、最後の方で「あ、これが言いたかったんだね」と確信できる話の流れになります。
ポイント
特に、ガクチカのようにある程度の文章量を持って話を進めたい場合には、さらにこの傾向が強まります。
先に自分が伝える内容の要点を話しておくことで、受け手側は聞く準備と整理が可能なのです。
まとめ
- エントリーシートで通過率を上げるなら『文章構成』を見直そう。
- 『文章構成』の基本は“PREP法”!
- “PREP法”で明瞭なストーリーを受け手に伝達しよう!