どうもRyeChemです!
今回の記事では、あまり馴染みないであろう『理系研究職』を仕事にするにはどのような道を歩めばいいのかについて書いていきます。
私が学生の頃、就活する前で業界の知識を全く知らない時期には
研究職というものは博士号を取るような “ごく僅か” かつ “選ばれた人間“ がなるものだ。
なんて思っていました。
そのようなイメージを勝手に抱いていたので、研究職の道は困難を極めると考えていました。
ですが、研究職に就くのは特別な資格・技能は不要で、言ってしまえば誰でもなる事が出来ます!
加えて、研究職が魅力的なのは、この世に新たなモノ・技術を生み出す事が出来るとても刺激的な仕事だという事です。
あなたが研究した結果、生み出された製品がこの世に上市されたら、と考えると凄い事ですよね。
私は現在、研究職として何百億規模の製品探索に携われており、とてもやりがいを感じる事が出来ています。
さて、本題の研究職に関して記述していきます。
研究職とは?
まずは、軽く研究職に関して説明します。
研究というのは非常に多くの仕事があり、皆さんがよくイメージする新たなモノを生み出す仕事は王道ではありますが、ほんの一部です。
詳しくはコチラで説明しています。
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研究職は業務内容が多岐に渡るので、飽きる事無く、様々なスキル・考え方を身に着けることが出来ます。
個人的には非常に成長できる仕事の1つと位置付けています。
研究職になるには?
さて、今回のメインテーマである研究職になるには?という点に迫っていきます。
結論から言うと、殆どの場合は大学院を出て、修士課程を修了する必要があります。
ただ、上場企業の中でも大卒・高専卒の研究職採用を行っている企業があるので、敷居はそれほど高くない、と言えます。
また、特定の資格・免許の取得等の必要は全くありません。
なので、想像より遥かに職を手にするチャンスがあります。
イメージだけで敬遠する事はチャンスを取りこぼしている事に他ならないので、興味があればまず調べてみる事をオススメします。
研究職に必要なモノ
さて、研究職には資格や免許と言ったモノは必要ありません。
加えて、修士課程を修了している人だけでなく一般の大卒・高専卒も研究職採用している企業もあるため、誰でもなれるといっても過言ではないです。
では、研究職に必要なモノとは一体なんでしょうか。
しいて挙げるなら、研究を進める上での合理的な思考回路と経験があれば良し、です。
主に院卒の方が採用されるのには訳があります。
それは大学・大学院の研究室で実際に研究経験があるから、なんですね。
実際に研究を進めると、あらゆる壁にぶち当たります。
この壁をどう乗り越えていくか、様々な視点から物事を考え打破する必要があります。
また、研究で成果を上げるには非常に多くの時間を必要とするため、合理的な進め方が非常に大切です。
研究を主導する人の手腕・頭脳によって、研究の進み具合は驚くほど変わります。
経験があれば、少しは上記のスキルが身についているので、企業側も即戦力として採用することが出来るのです。
ただ、大卒・高専卒のように、まだ研究に染まっていない人の視点というのも大切です。
パターン化されていない、新鮮な思考回路というのは時にブレイクスルーを生み出すものです。
院卒でなくとも、興味があるなら是非、研究の道に挑戦してみてください。
まとめ
- 研究職採用を受けるのに、必須な資格・免許はない。
- 研究職は主に院卒が採用されるが、大卒・高専卒でも採用実績のある企業は多い。
- 研究職は上記から誰でもなれるチャンスがあり、敷居は低い。