どうも、RyeChemです!
今回の記事は【必読!就活のNG集:面接で減点/低評価な“回答や行動”】です。
就活の選考ステージである書類選考・面接等の中で、企業の採用担当者に「うーん…」と思わせてしまうNG行動/回答が存在します。
私も実際に若手研究員として面接官を経験し、多くの学生を判断し、合否評価を下してきました。
多くの学生は“評価されるため”の取り組みは必死に行いますが、逆に“評価を落とさないための”取り組みが欠如している傾向にあります。
“ある特定”の行動/回答を行ってしまうだけで、一気に対象の学生に対する熱視線が冷めてしまいます。
今回の記事ではそんな“就活のNG”について解説していきますよ!
今回の記事はこんな人にオススメ!
- 就職活動中の学生
- 面接対策(特に応答面)に悩んでいる方
- 将来的に就活を控える学生
採用活動における一般的なNG理由を知ろう
就活時において、一般的にNGとされる行動/回答はなんでしょうか?
選考が不利に働くNG行動/回答を一般化すると、どのような括りになるでしょうか?
これらの疑問は、皆さんが面接官の立場になって考えることで解消されます。
企業から見る“新卒採用”の意味合い
まず面接官の立場を知ってもらうために、深く“新卒採用”の意味を受け止める必要があります。
近年、転職市場が活性化し転職が普遍になる中で、学生の“新卒採用”の重要度はさらに増しています。
- 転職、つまり中途採用者は企業にとって“即戦力”と言った位置づけで採用されます。
- 一方、“新卒採用”の場合には『将来的に企業の中核を担う優秀なコア人材の発掘』の意味合いで採用されます。
学生の“ポテンシャル”に期待し、企業内研修・業務を通じて経験・知識を得て、やがて基幹業務に携わり、管理する立場で会社を動かすことが期待されています。
新卒採用される学生には今後の成長に大きな期待をかけられ、企業が用意する研修などのコスト的・時間的な投資が存分になされます。
投資が不必要な分、実は外部からピンポイントで事業に直結する人材を獲得することは一番コスパは良いです。
ただし、スペシャリストを採用するのは汎用性が効かないことや、業務へのマッチ度や人材の供給量と言った点で問題があります。
そのため、企業としては如何に“新卒者”を採用時点で見極め、優秀なコア人材として育て上げるかが鍵となります。
ただし、投資が無駄にならぬよう、育て上げた先に転職され流出しないような魅力的な風土/環境づくりが必要となります。
面接官の立場で学生を俯瞰する
上記の“新卒採用”の意味合いを踏まえて、面接官の立場から学生を俯瞰していきましょう。
面接官としては学生のポテンシャルを見定め、長年に渡って貢献し続けられる人を採用する責務を有します。
この観点から、一度面接官の立場で自身が臨む採用活動を思い浮かべてみると自ずと答が見えてきませんか?
例えば、企業が不採用という結果を出すであろう人材は以下の通りです。
採用されないNG人材
- ポテンシャルが感じられない人材
- 成長意欲がない人材
- 企業に対して熱意がない人材
- 社内風土/環境にマッチしていない人材
“新卒採用”は先述の通り、企業が成長の場を提供するとともに、期待に沿った、いやそれ以上の成長を期待しています。
その成長が見込めない理由が存在する人材は欲しがりません。
また、新卒採用者がゆくゆく転職という道を選択してしまえば、それまでに投資した莫大な時間・コストが無駄になります。
そのため、転職の道を歩む可能性が高まる“社内風土との不一致”や“当社への熱意の欠如”などは不採用理由としては十分です。
一度、自身の書類や面接での質疑応答対策などを作成した後で、上記の不利な見方をされないか十分に確認しましょう。
選考別のNG回答/NG行動
では、具体的に選考別にNG回答/NG行動の例を紹介していきます。
書類選考
書類選考時には性格面や取組みなどパーソナリティが前面に評価されることになります。
学生の本質が現れやすい選考ステージとも言え、企業にとって望む人材かを把握しやすいとも言えます。
その中で、NG回答/NG行動は以下が挙げられます。
強みと弱みが表裏一体
学生がやりがちなミスで、減点対象とされやすい項目の1つが強みと弱みが表裏一体であることです。
例えば、以下が挙げられます。
強み:短期間での集中力がある、集中力がすごい
弱み:長期的な集中力がない、飽き性
面接官側の気持ちとしては、正直なところ「またきたか、ハイハイ」という気持ち。
このような選択を行う学生は、自己分析が欠如しており就活という大事な局面においても真剣でないと受け取られてしまいます。
また、自身の強み・弱みを把握するに至れてない学生は将来的に環境との不一致を抱えやすく、嫌煙される傾向にあります。
弱みが致命的であること
学生の選択した弱みが致命的な場合には、企業側としては魅力的に感じません。
例えば、集中力がない、飽きやすい、協調性がない、主体性がない…etc
上記例に挙げた弱みは、基本的にどんなビジネスワークにおいても重要な部分です。
これらが欠如している場合には、効率的な業務遂行が達成できない可能性が高まります。
弱みとしては、相当なハンデを背負ってると捉えられてしまいます。
面接時
面接時は書類選考とは異なり、より詳細な自己分析とアドリブ力が求められます。
その中で、ポロっとNG回答/行動を行ってしまう可能性が高まりますので十分に気を付ける必要があります。
当社に関する情報収集不足
当社に関する情報収集不足を感じられる場合には、熱意が足りない=第一志望でないと受け取られます。
情報収集不足と判断されるケースは例えば以下が挙げられます。
- 携わりたい事業・興味のある製品について深く説明できない
- 同業界の他社と自社で差別化できる志望理由に関する内容がない
深掘り質問が来た際に大きく言葉に詰まる
1次面接では特に、エントリーシートに記載した内容面を深掘りし学生の本質に迫ります。
エントリーシートに記載したエピソード等が事実に基づき、十分な自己分析がなされた上での記述であれば基本的にはスムーズに回答できて然るべきです。
その中で、深掘り質問がされた場合に大きく言葉に詰まると、準備期間の欠如が疑われます。
就活のみで考えれば結果が悪くとも“自己責任”で終わります。
しかしながら、企業に属する以上、全ての業務に関して十分な準備を行い可能な限りの成果を挙げる必要があります。
就活という大きな舞台でさえ行動に移せない以上、日常業務への取り組み方が十分になるとは考えにくいですよね。