どうも、RyeChemです。
今回の記事では大手企業に就職する絶対的なメリットに関して説明していきます。
大手企業に対してどんなイメージをお持ちですか?
就活生が希望する人気企業は確実に大手企業が占めており、毎年その倍率は非常に高いものとなっています。
もちろん、大手企業に行く事が人生の全てではなく、社会人生活の良し悪しはあなたが社会人となってからの行動で変わっていくものです。
そして大手企業、中小企業それぞれ良い所もあれば、悪い所もあります。
ただ、皆が熱望する大手企業には、実際就職する事で具体的にどのようなメリットがあるのか興味があるかと思います。
なので、私が実際に感じた大手企業の絶対的なメリットを伝えていきます。
就活・転職に役立つはずですので、この記事を最後まで読んで、参考にして頂けたらと思います。
大手企業とは?
まず、『大手企業』とは各々の業界のトップクラスに君臨する企業の事を指します。
明確に定義されている『大企業』の基準を遥かに超える規模の会社です。
その『大企業』ですら、日本に存在する全企業の内0.09%とされていますので、『大手企業』が非常にレアな存在である事が理解できると思います。
ただ、会社の規模が大きくなればなるほど、従業員の人数も必然的に多くなるので、『大手企業』で働いている割合で考えれば幾分かマシなレア度になります。
さて、本題の大手企業に就職するメリットに移っていきます。
大手企業に就職する絶対的なメリット
私が考えるに、大手企業に就職するメリットは大きく分けて3つ。
- 将来性・安定性
- 福利厚生
- 年収
上から私が大切だと思う順に記載しました。
なので、この順に解説していきます。
将来性・安定性
私が大手企業に就職する中で一番のメリットと考えるのが将来性・安定性です。
何故なら、会社が倒産してしまえば年収や福利厚生の優位性など消えてしまうからです。
大手企業が将来性・安定性に優れているというのは理解できるでしょう。
ココがポイント
簡単に言えば存在が不可欠かつ非常に大きな市場を既に握っているからです。
詳しく説明していくと
大手企業は既に国内の大きな市場において不動のシェアを獲得しているため、安定した巨額の売上を見込めます。
そして大手企業の高い認知度・信頼性により新規参入の障壁が非常に高い事が挙げられます。
つまり、中小企業が割り込むのは難しく、自然とライバルが少なくなることで、地位が脅かされにくいということです。
大手数社で殆ど独占されている大きな市場はいくらでも思い浮かびますよね。
では中小企業はどうしているのか、というと大きな市場を回避し、ニッチで小さい市場の獲得を目指しています。
ただ、そのような市場は一般的に参入障壁が低く、ライバルが多くなりがちです。
また、今後市場の拡大が見込みにくい事などが挙げられます。
ですが、中小企業の中にも専門的な技術力を磨いて、ニッチトップである企業は太い取引を有している事も多く、狙い目の優良企業かも知れません。
市場の今後
日本は人口減少により、日本にある市場の多くが縮小傾向にある事はご存じかと思います。
そうなった場合に、シェアが獲得できていない企業は非常に厳しい局面に立たされるでしょう。
既に高いシェアを獲得している大手企業は生き残る可能性が高いと言えます。
とは言えども市場が縮小すれば売上は減少するので、大手同士の競争は激化していくでしょう。
国外の市場獲得へ
上述の通り、国内市場は縮小傾向にあります。
ただ、海外の市場に目を向ければ依然拡大傾向にあります。
なので海外市場の獲得が今後のキーとなる事は明らかで、海外でも競争していける企業というのは今後も安定します。
大手企業はその資金の豊富さを活かし、国際競争のための巨額な投資を行える余力を有しているといった点で安心です。
そして、大手企業は既に海外売上比率が高い企業もあり、国際競争力の高さの裏付けでもあるため、安心度が高いです。
ただ、海外に展開できるかは業界によっても難度が違うので、今後を見据えた業界研究を行いましょう。
国内市場に依存する事の危険度を理解してくださいね。
転職
これは企業の安定性とは異なるので、おまけです。
大手企業の就職キャリアは現状、非常に転職に有利です。
実際に私の周りでも他業界のトップ企業にすら転職出来ている人が多くいます。
万が一の事があっても、自分の歩んだキャリアが転職の味方となるので、安定性が高いです。
福利厚生
次に福利厚生です。
福利厚生の良さは過小評価されがちで、選択の基準の大きな要素である事を頭に刻んで欲しく2番目に説明します。
福利厚生は見えない第二の収入を考えてください。
大手企業は一般的に福利厚生が充実している所が多く、恩恵を受ける額は年間100万にも上る可能性さえあります。
一般的な福利厚生
- 家賃補助
- 家族手当
- 社宅・寮・借り上げ
- 自己啓発の補助
他にも様々な福利厚生がありますが、とても書ききれませんので一部だけ記載しました。
家賃補助
例えば、家賃補助で家賃の半額支給の場合。
家賃8万であれば、月額4万支給、年間48万支給になります。
とても無視できない支給額ですよね。
次に家族手当。
家族手当
家族手当で月2万支給+子供の人数×1万であれば、既婚・子供1人の場合。
月額3万支給、年間36万支給。
家賃補助、家族手当だけで上記の場合、年間84万支給になります。
福利厚生の種類や支給額はもちろん、各々の企業で異なりますが、一般的には大手であれば充実する傾向にあります。
寮・社宅があれば家賃を1万~2万に抑える事も可能ですよね。
福利厚生は年収程インパクトがなく、数値として見えにくい部分があります。
しかし、そのおかげで福利厚生の充実により感じるありがたみは本当に大きいです。
年収
最後に年収について。
これは皆ご存じかと思いますし、「はいはい」って感じでしょうからインパクトのある数値だけささっと記載しておきます。
到達する年収は1000万越え
まず、業界全体で年収が中位に属する化学業界ですら、大手企業総合職であれば年収1000万は到達します。
そのため、多くの業界で順調に昇格できれば年収1000万の大台に乗るでしょう。
部長・所長クラスになれば1500万前後の報酬を頂く事もあるでしょう。
各年代の上位10%水準
私は化学業界に携わっており、化学メーカー大手の場合。
基本的には年功序列なので、ある程度周囲から耳にする情報に幅がないと考えます。
その場合、20代・30代・40代・50代などで到達できる年収は各年代の上位10%水準です。
大手総合職に就職できれば、現状上位10%水準の給与を手に出来ると考えてください。
この事実を知って大手の給与に満足できない人は強欲ですね。欲望のまま新たな事業に手を出してください(笑)
生涯年収の話
日本の平均生涯年収は1億9000万程度です。
化学業界では大手企業の生涯年収は3億程度であり、総合職採用であれば最終的にはもう少し多いでしょう。
化学業界は前述の通り、業界の中位水準ですので、大手企業総合職であれば大体、生涯年収3億超えてくると容易に推測できます。
つまり、平均水準より生涯で手に出来るお金は1億以上差がつくということです。
まとめ
- 大手企業に就職する絶対的なメリットは『将来性・安定性』、『福利厚生』、『年収』
- 大手企業は将来性・安定性が比較的高く、転職も有利。
- 大手企業の福利厚生はとても充実しており、第二の収入。
- 大手企業の年収は極めて高い水準であり、生涯年収は1億以上の差を生むかも。