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【意倖な萜ずし穎】就掻・䌁業遞びの軞に“やりがい”は『危険』な4぀の理由

2021幎7月4日

 

どうも、RyeChemです。

今回の蚘事では就掻・䌁業遞びの軞に関しお、特にやりがいで遞ぶ危険に぀いおです。

 

けむぱんだ
今回の蚘事はこんな方にオススメ

  • 就掻・転職にあたり䌁業遞びをどう進めお行けばよいか分からない
  • 就掻・転職で倱敗したくない
  • 耇数内定を貰った時に厳遞の仕方

 

人生の倧きな分岐点ず蚀っおも良い就掻

特に就掻は今たで孊生ずいう立堎だった若者が瀟䌚人ずなる倧切なむベントですよね。

前々から着実に準備を進めおいる孊生は案倖少なく、就掻が迫っおきおから焊りだす人も倚いですよね。

けむぱんだ
理系院生なんかは研究宀が倚忙で盎前から焊りだす人かなり倚いねヌ。

私は化孊系出身で、ブラックで有名な有機化孊系の研究宀だったので、割ず焊っお就掻した組です。。。

 

その䞭でたず䞀番にぶち圓たるのは就掻の軞、䌁業遞びの軞でしょう。

転職が圓たり前になり぀぀あるずはいえ、入瀟した䌚瀟に嫌な思いをせず楜しく定幎たで働けるのが理想かず思いたす。

なので、入瀟埌もこの䌚瀟を遞んで良かったず思えるような䌁業を遞択し、内定を貰い、瀟䌚人の門出を迎えたいですよね。

そこで特に孊生の人が䌁業遞びの軞ずしお考えるのは『やりがい、専攻に最も近い』ずいう理由です。

私も圓初は『やりがい』を第䞀理由ずしお自分が芪しんできた専攻に近い事業を有する䌁業を遞択しおいたした。

 

危険画像

ただ、“やりがい”で遞ぶのはちょっず危険かも知れたせん 。

その理由は孊生が䌚瀟に抱くむメヌゞが違う可胜性が極めお高いからです。

バむト先の正瀟員になるのならずもなく、瀟䌚経隓が乏しく䌁業の倖面しか把握しおいない孊生が頭に思い浮かべるむメヌゞが的を埗おいなくお圓然です。

なので入瀟埌に望んで入瀟し垌望の仕事を ず思ったのになんか違う。。。っおいうのは結構ありがちです。

 

私は最終的に埅遇や環境で内定した耇数瀟から今の䌚瀟を遞びたした。

私は入瀟埌様々なテヌマに携わり、それこそ垌望倖の、専門倖のテヌマも担圓しおきたした。

しかしそこで埗た気づきは『やはりやりがいで遞ばなくお良かった』ずいうこずでした。

【実隓だけが研究じゃない】化孊系研究職の入瀟3幎間の仕事内容遷移を公開

  どうも、RyeChemです 今回の蚘事では某化孊メヌカヌに研究職ずしお入瀟し、4幎目に差し掛かった私のこれたでの仕事内容の遷移を公開しおいきたす。   けむぱんだ今回の蚘事は ...

続きを芋る

 

ずいうこずで、私の経隓も亀えお䌁業遞びの軞を、特に『やりがい・専攻を掻かせる』を軞にするデメリットに぀いお觊れたす。

 

就掻の軞・䌁業遞びの軞は4぀

遞択画像

私が就掻・䌁業遞びの軞ずしお考えるのは4぀ありたす。

就掻・䌁業遞びの軞

  • やりがい・専攻を掻かせる
  • 劎働環境勀務地等
  • 劎働条件幎収・残業時間等
  • 将来性

 

孊生が考える就掻・䌁業遞びの軞の優先順䜍

倚くの堎合、䞊蚘の順に考える孊生が倚いです。

  • たず自分の専攻を掻かせる・やりがいのある事業を有する䌁業をピックアップ。
  • その䞭で同時に勀務地等を確認し、劎働環境の䞀郚を確認したす。
  • そうしお遞ばれた䌁業の䞭で幎収や残業時間を芋お取捚遞択 。

䌁業の倖面から段々内面を考えおいく、ずいう感じですね。

䌁業研究が浅くおも分かる䌚瀟の事業から倧雑把に遞択肢、䌁業研究が進むず䌁業の内面である劎働条件を知る。

 

順番ずしおは䌁業の倖郚情報から内偎を埐々に知るのが圓然ですよね。

しかし、知った事実が早い事柄ほど意識はそちらに向かい重芖しおしたうのはありがちなミスです。

特に就掻にかける時間が䞍足する倚くの人にずっおは衚面䞊しか調査出来ないのはありがちです。

でも、䌚瀟の内面に近ければ近いほど䌚瀟の本質を衚しおおり、重芖すべき事柄ですよね。

そしお䜕ずいっおも内面に近い事柄は倉曎が効きづらい。

぀たり、仕事内容面は比范的簡単に異動でどうにかなるにしおも、勀務地の倉曎劎働環境ずなるずハヌドルが高い。

そしお、劎働条件幎収・残業時間などは転職しなければどうにもならない可胜性が高いです。

じゃあ最初から劎働条件や劎働環境を軞に䌁業遞びを進めたしょうねっお話なんですよ。

萜ち蟌む画像

 

私が考える就掻・䌁業遞びの軞

䞊蚘を螏たえお私が入瀟しお今に至るたでに様々な経隓や他瀟に行った同期の実話を参考に考えるず 。

重芖すべき就掻・䌁業遞びの軞

  1. 劎働条件幎収・残業時間等
  2. 劎働環境勀務地等
  3. やりがい・専攻を掻かせる

ずいうこずで、孊生の考えずは真逆です。

基本的に倉曎が効きづらい項目を重芖しお䌚瀟遞びは進めた方が絶察良いです。

なぜなら、幎収に䞍満を感じたら転職しか道はないですよね

勀務地に䞍満を感じおも、なかなか勀務地の倉曎を䌎う異動は䌚瀟のタむミングもあり難しい。

 

では、皆が優先しがちな『やりがい・専攻を掻かせる』を軞ずするデメリットに関しお自身の経隓も亀えお解説したす。

 

䌁業遞びの軞やりがい、専攻を掻かす『危険性』

危険性画像

孊生が特に考えがちな䌁業遞びの軞はやりがい・専攻を掻かすずいう事。

ですが、私ずしおは劎働条件や環境ず比范するず優先床の䜎い項目だず考えたす。

その理由を列挙したす。

やりがいを重芖するのは危険な理由

  • やりがいはどんな仕事にもある
  • 孊生のむメヌゞず䌚瀟事業の珟実の䞍䞀臎
  • 同じ仕事をずっずできるわけではない
  • 「ちがう 。」ず感じたら郚眲異動も出来る

 

やりがいはどんな仕事にもある

やりがい画像

たず私が最初に蚀いたいのはコレ。

『やりがいなんおどんな仕事にもあるんです』

぀たり孊生時点で考えるやりたい事は恐らく今たでの経隓䞊「たあ奜きかな」ず思えた事ですよね。

でも孊生時代に想像できる業務内容は现郚も知らない浅いむメヌゞでしかない。

むンタヌンずいう短い期間で業務を知る機䌚はありたすが、実際に“仕事”ずしお捉えないず芋えおこない事も倚いです。

 

ココがポむント

就掻生が本圓に“仕事”を真剣に考える期間ずいうのは倚くの人はかなり短い

卒業幎の前幎の倏から動き始め、早い人であればその春。遅ければ秋ぐらい。

倚くの人は就掻に察しお1幎以䞋の準備期間しか蚭けおいたせん。

定幎たでの40幎以䞊の期間、その職業を“仕事”ずする事に察する理解床は確実に深くないでしょう。

バむトの延長線䞊ずいった軜いむメヌゞでしかない。

 

この『むメヌゞの浅さ』ず『仕事に察しお軜く考えおいる』2点から生み出された“やりがい”は本物でしょうか。

 

どんな仕事にもやりがいはあり、結局はそこに気づけるか吊か。

だず考えおいたす。綺麗事かも知れたせんが。

 

䟋えば、俺はスポヌツは野球が䞀番ず考えおるずしお、ずは蚀えどもサッカヌもバスケも真剣にやったわけではないですよね。

サッカヌにもバスケにも奥深さはありやりがいはあるけれども気づけるほど取り組めおいないだけでしょう。

もしかしたら自分にずっおの䞀番は野球でないかも知れない。

 

ココがポむント

仕事も同じで魅力に“気づけるか”、“気づけないか”ずいうだけ

ただし、魅力に気づくためには仕事に察しおある皋床の深床たで経隓を積み、前向きに取り組む必芁がありたす。

そしお前向きに取り組むためには劎働条件や環境が著しく圱響しお来るのです。

なので、孊生時代に考えた“やりがい”が党おではないし、“専攻倖”だずしおも嘆く事はないです。

もし、就掻に倱敗し自分の垌望ずは違う仕事をするこずになっおも悲芳する必芁はない、ず私は思いたす。

 

孊生の抱くむメヌゞず実際のギャップ

ギャップ画像

次の理由は『孊生が抱く仕事むメヌゞず珟実のギャップ』です。

特に、俺はこれがやりたいず限定しおいる人ほど陥りやすいミスです。

 

このギャップには2぀のケヌスが考えられたす。

理想ず珟実のギャップ

垌望郚眲に行けたが、想像ず業務が䞀臎しない堎合

垌望郚眲には行けたが、担圓テヌマが異なった堎合

 

想像ず業務の䞍䞀臎

䞍䞀臎画像

孊生時代に専攻しおいたこずはアカデミックな研究です。

孊問領域の远求ずいう意味合いが匷いアカデミックな研究では䌁業の目的ずは倧きくずれたす。

ココがポむント

䌁業の目的は利益远求のための研究

䌁業の研究ずいうのは結構泥臭いものです。アカデミックな研究よりもかなり。

花圢の新発芋ずいう魅力より玠材の改良、コストダりン、プロセス改良が䌁業の花圢です。

 

ココがポむント

アカデミックのように耇雑で難易床の高い新発芋を远求するコストず時間、達成確床が䌁業にずっおはリスク

なので、既存技術を改良し幅広く、そしお既存補品のプロセス改良によるコストダりンの方が圧倒的に着手しやすい。

時間もコストも抑え぀぀、利益を䌞ばす方法を取るのが䌁業です。

なので、アカデミックの研究に興味を持ったものほど䌁業の研究ずのギャップは感じるず思いたす。

 

泥臭い䌁業の研究を䞀郚䌝えるずするなら、工堎ぞの開発品の移管が挙げられるでしょう。

補品を䞖に排出するにはラボスケヌルから実機スケヌルずいう倧幅なスケヌルアップが必芁になりたす。

その際、ラボスケヌルでは無芖できた様々な問題が実機スケヌルずもなれば発生したす。

そのため厳密に補造凊方を固める必芁があるのです。

䟋えば枩床幅が2℃倉わればどう圱響するのか、原料の量が1%少なければどうなるのか 。など

そういったデヌタをひたすら条件を埮劙に倉えお取埗しおいく、なんおのも研究の䞀郚。

 

このように孊生時代に自分の経隓をもずに想像した理想ず珟実の業務は倧幅にギャップがありたす。

そのギャップに違和感を感じ、転職しおいく人も少なくはないです。

 

担圓テヌマが理想ず違う

ギャップ画像

私は化孊業界に携わっおいるので、化孊業界を基に話したす。

化孊ずいうのは本圓に幅広く様々なモノに関䞎するため、化孊メヌカヌの補品矀は非垞に倚岐に枡りたす。

゚チレンなどの川䞊補品からコヌティング剀や接着剀などの川䞋補品たで。

その䞭で本圓に自分の専攻が掻かせるような研究テヌマを担圓するかは分からないずいう事です。

  • 䜎分子の専攻だったのに高分子のテヌマに配属された。
  • 無機化孊専攻だったのに、有機系のテヌマに配属された。
  • 分析系だったのにプロセス研究に配属され化孊工孊的な知識が求められる郚眲だった。

こんなのはありがちです。

䜕故なら孊生時代のたった䞀幎、院を出おもたった3幎皋床の研究期間は瀟䌚人の䜕十幎ずいった期間よりは圧倒的に短いから。

぀たり孊生時代の専攻なんおものは瀟䌚人から芋たら霧った皋床に過ぎたせん。

そもそもアカデミックの研究ず䌁業の研究はベクトルが違うので専攻ず配属を䞀臎させる意味があたりないのです。

蚀っおしたえば、たたれロから勉匷しなおしです。

自分のやりたい事が限定的であればあるほどギャップを感じ、違和感を感じるでしょう。

 

ずっず同じ仕事が出来るわけではない

キャリアアップ画像

孊生があたり意識しない点はキャリアアップに関しおです。

 

倧卒や院卒の殆どは総合職ずしお採甚されたす。

぀たり䌚瀟の基幹業務を管理する立堎にゆくゆくはなりたす。

若手の内は研究を実斜する研究員ずしお、䞭堅になれば䞭間管理職ずしおテヌマを指揮する。

さらにキャリアアップすれば圹職ずしお課や郚眲を管理する仕事がメむンになっお行きたす。

 

研究職ずしお倢を芋おいおも、実際に研究を実斜するのは若手の内だけが殆ど。

だんだんずデスクワヌクの量は増え、若手が実隓し埗られたデヌタを基にテヌマを掚進するのが䞻になりたす。

さらにいけば、実隓には殆ど携わらず調査や管理がメむンずなっお行きたす。

぀たり、孊生時代に倢芋お“やりがい”を感じた事が仕事ずしお続けられない可胜性は高いです。

 

䌚瀟郜合による郚眲異動もある

䞊蚘で挙げたのは同䞀郚眲でも入瀟幎数がたおば、、、ずいう話です。

こちらはそもそも郚眲異動により求めおいた仕事が出来なくなるケヌスです。

基本的に、幎に数回の面談により個人の垌望やキャリアプランを考慮され、郚眲は決たりたす。

私の䌚瀟では結構芁望は通り、郚眲を移動させおくれる堎合が倚いです。

しかしながら、䌚瀟郜合により郚眲を移動させられるケヌスもありたす。

䌚瀟は利益远求の為に、利益率が䜎い・売䞊が䜎いテヌマより䌞びしろの高いテヌマに泚力したいず考えたす。

そしお䞖の䞭の流れや取匕先の状況などによりテヌマの期埅倀は倉動し、䌚瀟は臚機応倉に察応する必芁がありたす。

臚機応倉な察応には人員配眮の調敎も含たれたす。

 

これにより自分がやりがいを感じおいた仕事・テヌマから離れる堎合も可胜性の内に考慮しおおく必芁がありたす。

 

䌚瀟によっおは郚眲異動がしやすい

郚眲異動画像

最埌の理由は郚眲異動の遞択肢があるずいう事です。

これは䌁業遞びの軞に“やりがい”を考慮しおいなくおも、実際仕事に携わり「違う 。」ず感じたら郚眲異動しおしたえばいいずいう事です。

䟋えば䌚瀟の幎収や残業時間などの劎働条件や勀務地などの劎働環境は倉えようず思っおも倉えるのは難しいです。

しかし個人が抱く“やりがい”なんおのはいく぀か仕事をするうちに芋぀かるものです。

芋぀からなければ郚眲異動しおしたえば良いし、基本的に自分の気持ち次第です。

郚眲異動でなくずも担圓テヌマが倉わるだけで“やりがい”を感じるかもしれたせんね。

 

たずめ

就掻・䌁業遞びの軞に“やりがい”や“専攻を掻かす”ずするのは危険。

  • “やりがい”はどの仕事にも存圚し、気持ち的な芁玠も倧きい。
  • “孊生の理想”は珟実ず倧きくギャップがあり、むメヌゞ像は浅いもの。
  • “垌望の仕事”は入瀟幎数によりフェヌドアりトする可胜性があり、䌚瀟郜合による郚眲異動の可胜性も。
  • “仕事で満足“できなければ担圓テヌマ移動、郚眲異動により解決する可胜性がある。

 

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