どうも、RyeChemです!
今回の記事は【エントリーシート:“弱み”・“短所”の書き方と注意点】です。
エントリーシートでは各会社に特徴的な質問項もありますが、普遍的な項目もあります。
大抵の企業で書かされる普遍的な項目の1つに『強み/弱み』or『長所/短所』があります。
長所に関しては、大勢の人が比較的書きやすい項目であると思います。
ただ短所に関しては、考え込んでしまう学生も多くいるでしょう。
ということで、今回は“短所”に絞った書き方と注意点を解説しますよ!
今回の記事はこんな人にオススメ!
- 就職活動中の学生
- エントリーシート記入(短所項目)に悩んでいる方
- 将来的に就活を控える学生
Contents
基本的なエントリーシートの短所の書き方
エントリーシートは全ての項目に共通して、“ストーリー”が理解できるように書く、というのが鉄則です。
これは“長所/短所”でも同じことです。
エントリーシートは自分を深く理解してもらうために書く
エントリーシートは面接官が学生の為人を知るために書くものです。
多くの学生は企業側へ“大きく見せる”ように意識する人が多いですが、それは違います。
というより、自分が描いた虚像と面接時の応対にズレが生じれば、不合格理由になりかねません。
ポイント
基本的には、自分を深く理解してもらうためのものであると理解しましょう。
得体のしれない人間は採用後どんな影響を及ぼすかイメージできないため、採用に慎重になります。
エントリーシートはストーリーを意識して書く
では、どのように書けば自分を深く理解してもらえるのでしょうか。
基本的には“ストーリー”を意識して書くようにしてください。
“ストーリー”とは起承転結と同様に説明の流れを重視するという意味で捉えてください。
ポイント
結論→エピソード→核心→結論
これは、面接でも同じことが言えます。
文章でも口頭でも分かりやすく、シンプルに且つ着地点を考えて伝えることが重要です。
基本的な短所の書き方
今回の本題の“短所”の書き方ですが、基本的には上述したストーリーを意識すれば問題ありません。
ただし、“長所/短所”の項目は普遍的で質問の採用率が高いのですが、各社記載できる文章量はバラバラだったりします。
例えば、短所/長所を書くだけ、短所/長所+各項が短文、短所/長所+各項が長文など。
この場合には、それぞれ書き方を変えなければなりませんね。
- 短所を書くだけの場合
⇒自身の短所を書くだけ、に留まる他ありません。
- 短所+各文章3行程度(短文)の場合
⇒自身の短所→気付きを得た理由を簡単に→改善努力
- 短所+各文章~7行程度(長文)の場合
⇒自身の短所→エピソード→気づき→改善努力
エントリーシートの短所書き方の注意点とポイント
実は、ネット上ではびこる短所の書き方に注意点があります。
短所は長所と表裏一体のことでなくともよい
よく、短所は長所ともいえる内容(表裏一体)の事を書くと良いと言われますよね。
正直のところ、内容的にミスリードしやすくなり、あなた自身が説明しにくくなるのでオススメしません。
また、短所と言いつつも、長所と言える内容を前面に押し出せば内容理解という点で誤解を生みます。
別に長所と表裏一体である短所でなくとも、それが理由に面接で落とされることはないです。
例えば、集中力がある⇒物事に没頭しすぎるや、完璧主義⇒時間がかかるor細かいことが気になってしまうなどがありますね。
※別に、表裏一体の短所を書くな、という意味ではありません。
自分の自己分析結果を捻じ曲げてまで、長所とも取れる短所を無理に記載しなくてよい、という話です。
自己分析と違う“評価”を求めた内容は確実に面接ではボロがでます。
あなたが考える“正解”が企業側が求める“正解”ではない可能性を常に考慮しましょう。
大事なのは正確な自己分析と改善努力
“短所”書く際に意識して欲しいのは上述した“基本的な記載構成”に加えて“自己分析”と“改善努力”です。
自己分析のポイント
- ま過去の自身のエピソードから得られた気づきが記載した短所とマッチしているのか。
- エピソードは短所を語る(説明する)に十分な根拠足りえるか。
- 深掘り質問が来ても対応できるほどの心から思う短所なのか。
改善努力のポイント
- 短所を改善しようと努力したことはあるのか。
- 改善努力のエピソードはあるか。実践の効果はあるか?
- 現状はどうか、業務を考えた上で短所とどう向き合うのか?
できれば、上記に記載した“自己分析”と“改善努力”のポイントが漠然とでも良いのでパッと思いつく短所が良いですね。
ポイント
パッと思いつくということは、面接時の予想外の深掘り質問に対応できるほど自身が熟知した短所と言えます。
後は、個人の言語化能力が試されますが、自己分析ができた結果の短所であれば、その時点で周囲の学生からは抜けた応答が出来るはず。