化学メーカー(総合職)給与水準アイキャッチ

化学・研究職 化学メーカー 就活・転職 会社・社会の情報

【年代別平均年収】化学メーカー(総合職)の給与水準は上位10%水準!?現研究職が公開

2021年10月17日

 

どうも、RyeChemです!

今回の記事は化学メーカーの給与水準大公開です。

 

就活や転職をする際に労働条件、特に給与は非常に大切なパラメータでしょう。

給与は業界に大きく依存しやすいので、化学業界、ひいては化学メーカー場合はどうだ?ということに迫っていきます。

※私、または大学時代の同期などリアルな知人の実際の話から一般化した年収を公開していきます。

 

けむぱんだ
今回の記事はこんな方にオススメ!

  • 化学業界への就活・転職の参考にしたい
  • 実際に給与がどれぐらいもらえるか知りたい
  • 化学メーカーの水準は世間一般と比較してどうか知りたい

 

ネット上には多くの年収サイトが存在しますが、実際に自分の会社見てみると全然違う…。

なんてことも多いのですが、それもそのはずです。

年収サイトが公開する各会社の年収は会社が公開している『平均年収』・『平均年齢』・『初任給』等からの推測値でしかないんです。

けむぱんだ
細かい給与カーブは各企業で違うから、本当にざっくりした値だよね

とは言えども、すぐに各業界の給与水準の傾向を掴みたい、という目的ならかなり使えるのは事実です。

ただし、業界の詳細な給与を知りたいのであれば、実際の意見を知るのが吉

結論から言うと、化学メーカー総合職の給与は上位10%水準にも到達するほどの高水準です。

ということで、実際に化学メーカーに就職した私が業界の給与に関して公開していきます。

ただし、あくまで私の知人の十数人が分母である事を理解してくださいね。

 

化学業界の平均年収・給与水準事情

化学業界自体の給与水準は中の中。

業界全体でみると、化学業界自体はド平均に位置しています。

 

化学メーカーは年収が低くあらわされる?

ただ、化学メーカーだけでなく製造業に言えることなんですが、基本的に平均年収は低く見積もられます

なぜなら、工場の製造現場で働く人が多数いるから、なんです。

化学メーカー含む製造業では、主に現場の作業者は高卒(一般職)が多く、研究その他では大卒・院卒(総合職)が多いです。

一般職と総合職では給与水準(給与カーブ、昇格速度など)が異なるため、少し給与に開きが生まれます。

その合算、平均値が平均年収としてあらわされるため、製造業は見かけ上の平均年収が低くなります。

つまり、総合職採用であれば、企業の平均年収よりも高い年収が頂けると理解すればOKです。

 

インセンティブ(成果給)が反映しづらい業界

化学メーカー含む製造業は仕事の性質上、一般社員のインセンティブを反映しづらい業界と言えます。

例えば、保険金融などのように契約を何件取れた、とか明確な指標が付けづらいんですね。

研究職の目線で言えば、探索研究や改良研究と言ったテーマで達成難易度は大きく変わります。

成果を定量的に反映しづらいという傾向のため、日本企業、特に製造業は年功序列の仕組みを色濃く残しています。

なので、他者より圧倒的に稼ぐというのは難しい業界であると認識してください。

裏を返せば、成果を挙げれない人間でも一定水準までは右肩上がりで給与は伸びるということです。

 

化学メーカーは薄利多売で一人当たりの利益率がそれほど高くない

化学業界というのは業界規模はそれなりに大きいですが、携わる人数もかなり多いです。

また、保険金融業のように利益率が高い訳でもなく、薄利多売の商売が化学メーカーのほとんど。

特に大手化学メーカーになるほど、川上製品も多く、この傾向が見られます。

つまり、一人当たりの利益率という観点から見れば、それほど高くないことが分かります。

平均年収が業界依存なのは、この寄与も大きいのでしょう。

 

化学メーカーの総合職の年収・給与水準は?~各年代別給与水準比較~

さて、業界の事情を理解して頂いた上で、本題の給与水準に参りたいと思います。

今回の記事では“上場企業”の中で、“中位以上(いわゆる大手)”“中位以下(中堅)”に場合分けをして公開していきます。

※私は前者カテゴリーの企業に勤めているので、そちらの情報確度の方が高いことはご認識お願いします。

そして、今回の給与水準は残業時間20時間/月の設定で概算しています。

残業時間は企業体質でかなり変わり、その差で年収100万以上が普通に変化します。

あくまで、一定値で比較していることをご理解ください。

ちなみに、全企業中の上場企業の存在比は極めて低いです。

しかしながら、上場企業に勤めている人の割合で見た場合には、3割程にも上ります(従業員数が多くなるため)。

また、上場企業へは容易に転職可能ですので(やる気さえあれば)、今回は上場企業のみの指標とさせてもらいます。

各年代の給与水準に関しては“duda”が公開する平均年収ランキングを参考にさせて頂きます。

【年代別・年齢別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)

 

化学メーカーの20代の平均年収・給与水準は?

日本における20代の平均年収は348万円です。

平均年収とおおよそ一致するのが25歳時点(346万円)です。

しかし、院卒総合職の場合には1年目(25歳)で半期分のボーナスが反映されてないので、26歳時点で比較します。

20代給与水準

クリックで拡大

26歳時点での日本の平均年収は365万円

“大手”化学メーカー総合職の26歳時点での平均年収は約500万~600万です

“中堅”化学メーカー総合職の26歳時点での平均年収は約400万~500万です。

※残業20時間/月 程度の場合。(ブラック企業or職場であればさらに100万程度の上乗せ可能)

20代の年収分布で言えば、おおよそ上位10%水準です。(大手水準の場合)

 

化学メーカー30代の平均年収・給与水準は?

日本における30代の平均年収は444万円です。

平均年収とおおよそ一致するのが34歳時点で448万円です。

30代平均年収

クリックで拡大

34歳時点での日本の平均年収は444万円

“大手”化学メーカー総合職の34歳時点での平均年収は約700万~800万です

“中堅”化学メーカー総合職の34歳時点での平均年収は約600万~700万です。

※残業20時間/月 程度の場合。(ブラック企業or職場であれば150万~200万の上乗せ可能)

30代の年収分布で言えば、おおよそ上位10%水準です。(大手水準の場合)

化学メーカーでは一般的に34歳は主任クラスとしてます。

研究職で言えば、管理職一歩手前であり、実験者や作業者をまとめるリーダー的な役割なことが多いです。

細分化された小さなテーマを任されるリーダーポジションですね。

実験の作業者としての位置づけ、部下のマネージメント職としての位置づけの丁度間に位置しています。

 

化学メーカー40代の平均年収・給与水準は?

日本における40代の平均年収は510万円です。

平均年収とおおよそ一致するのが44歳時点で510万円です。

40代平均年収

クリックで拡大

44歳時点での日本の平均年収は510万円

“大手”化学メーカー総合職の44歳時点での平均年収は約900万~1100万です

“中堅”化学メーカー総合職の44歳時点での平均年収は約800万~900万です。

40代の年収分布で言えば、おおよそ上位10%水準です。(大手水準の場合)

化学メーカーでは一般的に44歳は課長クラスとしてます。

管理職ポジションである課長にもなれば、平社員であった時の年収からポンッと上がります。

ちなみに弊社では、順調にいけば40歳手前で課長へ昇格しますので、ギリ30代で1000万プレーヤーが見えます。

同期の中で順当にストレート昇格できるのは半数以下ですが、経年で課長クラスへは大体たどり着けます。

企業によって異なりますが、課長クラスでは主にマネージメント業務が主になり、実験業務から離れます。

研究の道を究めるルートの課長職も企業によっては存在しますが、多くの場合はこの時点でデスクワークは急増します。

 

化学メーカー50代の平均年収・給与水準は?

日本における50代の平均年収は613万円です。

平均年収とおおよそ一致するのが53歳時点で610万円です。

50代の平均年収

クリックで拡大

53歳時点での日本の平均年収は610万円

“大手”化学メーカー総合職の53歳時点での平均年収は約1100~1400万です

“中堅”化学メーカー総合職の53歳時点での平均年収は約950万~1100万です。

50代の年収分布で言えば、おおよそ上位10%水準です。(大手水準の場合)

50代になると総合職採用の人の多くが役職(課長~)に就いています。

ここでは部長クラスの年収として、平均値を算出しています。

しかし、課長や部長など管理職では自らの貢献度によりその後の昇格は決定しうることを知っておくべきでしょう。

多くの場合、管理職ともなれば年功序列は適用されにくく、課長クラスで止まる人も多いです。

特に大手メーカーではポストにも限りがあるため、課長までは大抵到達できますが、部長は狭き門です。

 

さらに、大手メーカーの役員ともなれば、年収1500万~2000万はあるものと推測します。

さすがに私は弊社あるいは他所の役員報酬は知りませんので、確実な数値として提供できません…。

 

まとめ

いかがでしょうか。

勿論、上場企業の中でも“大手”、“準大手”、“中堅”等はあります。

企業の柱の製品が医農薬、素材、精密合成品、完成品などで売上・利益率等は変動します。

なので一人当たりの利益率も変わってきます。

しかしながら、化学メーカーの総合職が上位水準である事は変わらぬ事実かと思います。

管理職まで到達できれば、会社員の大台1000万プレイヤーは目指せる業界ではあります。

興味があれば、化学の道に。同じく研究の道に来ていただければ嬉しいですね。

転職サイトアイキャッチ
【転職向け】登録はコレだけ!転職サイト・エージェントの厳選オススメ3選

  どうも、RyeChemです! 今回の記事は数ある転職サイト・エージェントのうち、登録はこれだけでいい!と言える厳選したオススメ3選を紹介します。   転職は今の時代、当たり前の ...

続きを見る

 

-化学・研究職, 化学メーカー, 就活・転職, 会社・社会の情報
-,

© 2022 RyeChem Blog Powered by AFFINGER5