どうも、RyeChemです！
今回の記事では高圧ガス製造保安責任者の“年収”に関して記載していきます。
- 高圧ガス製造保安責任者の資格取得を考えている方
- 国家資格を取得するメリットを知りたい方
資格取得は就活有利に進めたり、会社の昇格・昇給条件であったりという側面が強いです。
しかしながら、世の中には資格を保有していなければ就くことのできない仕事があります。
医療分野では薬剤師やら看護師、建設分野では建築士、施工管理などなど。
化学分野においても、漏れず存在しています。
その1つが『高圧ガス製造保安責任者』です。
化学メーカーでは仕事に直接関係せずとも取得する事が多い“高圧ガス製造保安責任者”の国家資格。
ポイント
ですが、高圧ガス製造保安責任者とは一体どんな仕事で、仕事に就くと年収はいくらでしょうか？
今回はそこに迫っていきたいと思います。
高圧ガス製造保安責任者の概要
さて、早速ですが高圧ガス製造保安責任者の概要に参ります。
高圧ガス製造保安責任者とは
高圧ガス製造保安責任者とは、高圧ガスに関する第一種製造者等にあたる事業所において、保安の為に設置しなければいけない各職務に選任されるための国家資格、および免状を交付された者の総称です。
高圧ガスを製造するような会社の製造所には安全管理上、保安に関する職務を持った人を配置する必要があり、それに係る資格者。
化学系の国家資格は限られており、その数少ない中の１つが高圧ガス製造保安責任者です。
高圧ガス製造保安責任者の業務内容
主にLPガス製造所や石油化学コンビナート等が職場となります。
化学系かつプラントでの業務がメインですね。
そこでは、“高圧ガス”に係る法規が定められており、遵守する必要があります。
または義務が定められており、設備の保守点検や実務上の取り扱いなど高圧ガス製造保安責任者が行える業務の数々が。
有資格者でないとできない業務が存在し、高度な知識が求められます。
化学業界の規模はそれなりに大きく、石油化学系のプラントは各地に点在しています。
そのため、“高圧ガス製造保安責任者”の需要は非常に高いと言えます。
高圧ガス製造保安責任者の年収は？
気になる高圧ガス製造保安責任者の年収はいくらでしょうか。
調査によると、ざっくり以下の通りになっています。
| 契約 | 平均年収（万円） | 備考 |
| 契約社員 | 300~500 | |
| 正社員 | 400~700 | |
| 正社員 | 600~1000 | プラント経験有 |
日本の平均年収は約500万弱なので、高圧ガス製造保安責任者の年収は比較的高い水準と言えます。
高圧ガス製造保安責任者とは、職業ではなく立場上の話です。
なので、工場勤務で普遍的に行う業務に＋αで製造保安責任者の専門業務を兼務するイメージ。
基本的には各企業の工場勤務者の業務に準拠します。
そこに加えて、製造保安責任者としての役割によって昇格・昇給が優位になります。
工場勤務者は退職者も比較的多く、各企業は高頻度で補填のため採用を実施しております。
※工場勤務の退職者が多いというのは決してネガティブではないと私は考えています。
工場勤務は高卒が多く、大卒や院卒のようにある分野を専攻していないので、言わば選択肢が多い状態です。
高校卒業後からすぐに職に就く、その過程において自分のやりたい事がはっきりしていない人が多いからというのが一番の理由でしょう。
なので、“高圧ガス製造保安責任者”の有資格者は就職チャンスが多いともいうことが出来るでしょう。
まとめ
- 高圧ガス製造保安責任者の仕事は業務上の高圧ガスの取り扱いや設備の保守点検。
- 高圧ガス製造保安責任者の年収は300～1000万円と幅広い。
国家資格は万が一、現会社が、現職が存続できなくなった場合の保険としても非常に有用。
国家資格を持つことで選択肢は広がり、不測の事態にも備えることが出来る。
もし、時間に余裕があるのであれば、労働条件の改善や不測の事態への備えとして資格取得を目指しては如何でしょう。
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