どうも、RyeChemです!
今回の記事では知的財産管理技能検定の『2級』および『3級』を合格するためのポイントを解説していきます。
特に、難易度が高い『2級』にフォーカスを当てていきます!
知的財産管理技能検定とは
国家試験制度である『技能検定』制度の下、実施されている国家です。
技能検定とは、国が労働者の技能と地位の向上を目的として、公証する検定群の事。
知財検定はその中でも、『知的財産』に特化した技能検定です。
知的財産は年々価値が認められ、現代においては非常に重要視されるモノです。
特に、モノづくり分野では必要不可欠な存在であり、日本においては製造業が盛んで労働者数がトップレベルです。
そのため、知的財産管理技能検定は非常に汎用性の高い国家資格だと言えます。
モノづくりの分野でなくとも、ブランドや商標、著作権等の知識は腐る事がないです。
知的財産管理技能検定の概要をまとめた記事はコチラ
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知的財産管理技能検定のオススメの参考書と勉強法についてはコチラ
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さて、そんな知的財産管理技能検定ですが、基本的に暗記系の資格となります。
特に難しい計算や理解を必要とするわけでなく、『暗記』です。
なので、誰でも勉強さえすれば合格できる資格と言えます。
暗記系の資格は自分の力量を把握したうえで、勉強時間さえ取れば確実の合格できる類のものです。
知的財産管理技能検定は上述の通り、汎用性が高い国家資格で腐る事がないので是非取得を目指しましょう。
とは言えでも、どの程度暗記すれば合格出来るかという点がやはり不安に感じると思います。
過去問を解けばある程度感度は掴めるでしょうが、過去問は最終チェックで使う事が多いので、そこで合格基準に全く達していなかったら試験日までもう少ししかないのにヤバイ!となりかねませんよね。
参考書をほぼ丸暗記出来るレベルなのか、要所をとらえて置けば良いのか、さっと目を通すぐらいでなんとかなるのか…。
その辺りの感度についても、勉強前には掴んでいた方が効率良く取り組めるでしょう。
なので、この記事では併せて合格のポイントを詳細に解説していきます。
では、本題の知的財産管理技能検定『2級・3級』の合格ポイントに触れて行きましょう!
Contents
知的財産管理技能検定の感度
知的財産管理技能検定は暗記系の資格なので誰でも勉強しさえすれば受かる資格です。
ただ、『勉強すれば』はどの程度を指すのか曖昧なので不安に感じる事でしょう。
知的財産管理技能検定の難易度
知的財産管理技能検定の難易度は個人的に、
3級:簡単
2級:やや難しい
という感覚でした。
ただこの評価はあくまで、一発合格を目指す場合においてです。
知的財産管理技能検定は2科目あり、半分合格があるので次回受験時の科目免除制度が存在します。
言ってしまえば、何度か受けて合格目指す!と考えてる人であれば難しく考える必要はないかも知れません。
ただ、知的財産管理技能検定の受験費は地味に高い(2級:両科目で15,000円+手数料)ので、出来る限り一発合格目指しましょう。
知的財産管理技能検定の勉強時の暗記度合い
次に気になるのは、どれだけの完成度で参考書を暗記するのか、ですよね。
正直言って、参考書を完璧に覚えるほどの勉強量は2級も3級も必要なかったです。
知的財産管理技能検定3級の場合
知的財産管理技能検定3級の場合は、試験の合格自体が簡単な部類です。
そして、暗記度合いに関しては数字が完璧に、文章はやんわり覚える程度で十分でした。
内容的な理解に関しては全く必要がないです(資格保有者として言ってはいけないかも笑)
3級の場合には学科が3択のマークシートだったりするので、うろ覚え程度でも消去法で結構消せます。
ただし、数値に関しては消去法は使えないので、完璧に覚えるようにしましょう。
参考書2周もしたら合格圏内には入ってくるでしょう。
知的財産管理技能検定2級
知的財産管理技能検定2級に関しては少々厄介な部分があります。
参考書に出てくる、有効期間とか数字系は勿論完璧にしてください。
と言っても数値の要素はそれほど多くはありませんが。
2級が厄介な所以は文章理解が多少必要になってくるところです。
参考書に出てくる文言を8割程度覚えたうえで、かつ6~7割の文章理解度が必要になるイメージです。
残り2割はうろ覚えでも消去法を駆使して正答出来る可能性があるので、最低限は上記水準だと思ってください。
文章理解に関しては参考書を周回するだけでは掴みづらく、問題集を解く事も併用して学習を進める事を強くお勧めします。
3級の場合には問題集を解く必要性は殆どなく、テキストの最後に付属する1年分程度で十分です。
2級の場合には、問題集を解いて理解を進める必要性が確実に生じてきます。
ここ辺りの情報を頭にインプットした上で勉強を進めていきましょうね。
知財検定の内容に関するポイント
資格の中には出題頻度の高い内容と出題が殆どされない内容があったりする資格がありますよね。
知的財産管理技能検定の場合にはあまりその傾向は感じられませんでした。
基本的には出題範囲(参考書に記載された部分)は全て目を通す必要があると考えてください。
うろ覚えでも良いので、頭に一度入れておく事が重要です。
一度頭に入れておけば消去法でどうにかなる場合がかなり多いです。
なので、「時間足りないしこの範囲は捨てるか」という思考は捨てましょう。
時間が足りなければ、1分野1分野の勉強強度を減らして全体に行き届くように進めた方がマシです。
ポイント
そして、知的財産管理技能検定の厄介な所は科目が2つあるのですが、範囲自体は一緒です。
つまり1科目1科目の合格を目指して計2回の受験で合格を目指す人でも範囲をフルカバーしないといけないです。
なのでどうせ全範囲勉強するなら一発合格目指すべき、ですよね。
条文等の規定された文言は全て覚える
知的財産管理技能検定は基本的には知的財産に関する法の資格です。
なので、規定された条文等が参考書には出現します。
特許法2条 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものをいう。
例えばこのような条文が幾度となく記載されています。
この条文は、全て覚えてください。
何故なら、「自然法則」や「技術的思想」、「高度」などのワードが穴抜きにされて問題にされる場合があるからです。
なので、助詞とか言い回しを覚えて暗唱できるレベルでなくても良いのですが、語彙をきっちり把握するように覚えましょう。
数字は絶対に覚える
知的財産管理技能検定は殆どマークシート方式なので消去法が使えます。
むしろ、確実に分かる問題は少なく、「これだと思うけどなあ」という感じが非常に多いです。
勉強量によってこの曖昧さを確実なものにするのが勿論一番なのですが、全て確実にするのは骨が折れる作業でしょう。
なので、文言に関してはある程度覚えて消去法ありきで考えるのもアリです。
ただ、数字に関しては消去法では対処できないのは理解できますよね。
なので、数値は確実に覚えないといけないポイントの1つです。
実用新案権の保護期間は、出願日から10年
例示するとこんな感じですね。
数字を覚えるときは起点も覚える
で、落とし穴があって、数字を覚えるときは起点も覚えなければいけないという事です。
上記例に挙げた、実用新案権の保護期間は出願日から10年とされています。
その、出願日からというのが大切なんですね。
問題にはこの起点を理解していなければ解けない問題が出題されます。
そして起点に関しては「出願日から」だけでなく「登録日から」、「公開日から」、「死後から」などがあります。
なので数字と合わせて起点で覚えていきましょう。
文章に対する理解度が必要(2級の場合)
知的財産管理技能検定3級の場合には正直あまり気にしなくても良いのですが、2級の場合には必要になってくるものがあります。
それが文章に対する理解度ですね。
3級の場合には参考書の暗記だけで合格水準まで余裕で到達できます。
ですが、2級の場合にはそれが難しく、ある程度問題慣れが必要になってきます。
何故問題慣れが必要かというと、文言の理解を深める為、と繋がってくるわけです。
主に実技の方で文章の理解度が必要になってきます。
実技の方では仮想の状況において、知的財産をどう扱うべきかのような問題が出題されます。
その中で、すべき対応と理由を選択肢の中から選び回答する問題があります。
教科書に書いてある内容だけで現実的な話をどうにか出来るほど法は甘くないという事ですね。
なので2級の場合には『暗記』だけでなく『理解』を必要とします。
参考書だけで勉強のポイントを抑えづらい場合は?
中には参考書だけの独学が苦手な方や、不安な方が少なからずいるでしょう。
そして、最初の方でも触れた通り知的財産管理技能検定の受験料は地味に高いのです笑
出来るなら一発合格したいですし、一発合格する為に教材費を掛けたとしても2度受ける事を思えば安かったりします。
なので、私がオススメするのはWeb講義を利用する選択肢を検討するという事です。
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こちらもスマホやパソコンで見られるので、様々な資格の取得を目指す意思がある方にオススメです。
より確実な合格を目指して、参考書との併用もオススメします。
知的財産管理技能検定は汎用性の高い国家資格なので、是非取得を目指してみましょう!