どうも、RyeChemです!
今回の記事では学歴別の平均年収及び生涯賃金比較をまとめます。
- 将来的な進路を考える上での参考にしたい
- 自身の現給与水準と比較したい
日本は学歴社会と言われ、学歴による給与格差を見聞きしたことはあるかと思います。
はてな
実際の所、どれほどの差を生むのでしょうか?
給与は労働の対価であり、生活の幸福度・充実度に大きく影響します。
- 自身の進路の参考にする
- 現状と比較して転職を考える
将来を見据えて行動、あるいは現状を顧みて一歩踏み出すことで、将来的な『幸せ』を追求しましょう。
学歴別平均年収
では、さっそく学歴別平均年収(賞与抜き)を見ていきましょう。
・高卒 ⇒ 男性:約354万円 女性:約262万円
・専門学校卒 ⇒ 男性:約371万円 女性:約316万円
・高専、短大卒 ⇒ 男性:約415万円 女性:約310万円
・大学卒 ⇒ 男性:約470万円 女性:約346万円
・大学院卒 ⇒ 男性:約558万円 女性:約485万円
引用元:令和2年賃金構造基本統計調査
※本データは引用元の6月度賃金を12ヶ月分で計算したものであり、賞与は含まれていません。
調査不足で申し訳ないですが、学歴別の賞与データを見つける事は出来ませんでした。
なので、本データは賞与を差し引いた平均年収になっています。
傾向と考察
皆が想定している通り、最終学歴が高ければ、平均賃金も高い、と言えそうです。
特に、大学院卒の賃金は一気に跳ね上がっているのが見て取れますね。
基本的に、ほぼ全ての会社で『総合職』と『一般職』では給与の伸びが全く異なります。
総合職とは、会社の基幹業務を推進する職のこと。
一般職とは、定型的・補助的業務を推進する職のこと。
大卒以上、特に大学院卒の人たちは総合職として採用されるケースが多く、会社の幹部候補とされる正社員になります。
なので、給与面でも優遇されるわけです。
つまりは、将来的に年収を高くしたいのであれば大卒・大学院卒を目指すのが期待値が高いと言えますね。
勿論、私よりも遥かに稼いでいる高卒の方たちはいます。
ただ、年功序列の企業では学歴の差を覆すのは結構厳しいのが現実です。
個人的には差を覆すには報酬形態が成果主義である企業・業種や外資系に行くのが簡単な方法だと思います。
学歴別生涯年収
では、生涯で稼ぐお金に換算すると、どの程度の差が付くのでしょうか。
ここでは、簡単に先ほどの平均年収を定年(65歳)まで働いた場合に換算して算出します。
・高卒 ⇒ 約1億6600万円(男性)
・高専・短大卒 ⇒ 約1億8700万円(男性)
・大卒 ⇒ 約2億200万円 (男性)
・大学院卒 ⇒ 約2億2900万円(男性)
日本では平均生涯年収が約2億弱と言われているので、おおよそ計算は正しそうです。
簡単な試算ですが、高卒と大学院卒では約6000万円もの差が生まれます。
2億前後の中での6000万円の差ですから、非常に大きな差であると言えます。
また、上記試算では賞与や退職金等は含めていませんので、さらに差は広がるでしょう。
さらに言えば、生活費等は固定で掛かるため、差し引いた余裕資金の観点から言えば、倍近く差が生まれるかも知れませんね。
勉強の重要性
ここで、回帰するのは勉強の重要性。
ココがポイント
学生の本分は勉強であり、専門的に何かを学び続けた者は優遇される社会であるという事。
恐らく、私を含めて勉学が好きでない学生が大多数でしょう。
しかし、学ぶこととは学生時代に想像しうるより遥かに重要な事なのです。
勉学は能力の差を生み、最終的に稼ぎに直結します。
しかしながら、これからの社会は成果主義へとシフトしつつあります。
基礎教育的な勉学に留まらず、何かスキルを身に着ける為に勉強をすることの重要性は高まります。
ポイント
私が社会人になって感じたのは、社会人になっても勉学からは逃れられないこと。
日本は諸外国より遅れているので、競争意識が低く、“やらない人間”ばかりです。
勉学を続け、スキル習得をすれば、それは稼ぐ手段へと早変わり。
特に、高卒の方は今よりも境遇を良くしたいと願うのであれば、スキルを磨く事をオススメします。
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