化学・研究職 仕事関係

【仕事を知る】化学メーカー研究職の週間スケジュール~入社3年目編~

2021年1月28日

 

どうも、RyeChemです!

今回の記事は【化学メーカー研究職の週間スケジュール~入社3年目~】です。

 

けむぱんだ
今回の記事はこんな方にオススメ

  • 化学メーカー研究職の働き方を知りたい
  • 実際の仕事の忙しさを知りたい
  • 就活・転職の参考にしたい

 

皆さんは、研究職に対して、高度で残業の多いイメージを持っているでしょうか。

結論から言うと、研究職は専門性に特化していなくてもできます。

さらには、比較的合間時間が多く、“楽”で“残業は少ない”です。

 

研究職の仕事~入社3年目のモデルケース~

私は現在入社3年目の大手化学メーカー研究職として働いています(21.1.28時点)

材料開発の部署に所属しており、日々研究所で機能性を向上させた材料の開発を行っております。

社内の既存技術・既存製品を活かして、新たな材料を開発していきます。

なので、数年後上市していく製品に採用されるような材料を合成し、顧客にアピールしていきます。

 

主な業務は実験業務および分析・評価業務になります。

 

実験

実験画像

実験と一括りに言っても、様々な実験がありますよね。

私が行う実験は、有機合成であり、中でも高分子反応です。

私が大学・大学院時代に専攻していたのは低分子ですが、入社から3年目まで高分子材料開発に携わっています。

※入社4年目(21/12/6時点)では低分子を取り扱う部署に異動しました。

 

実験の種類によっては、拘束時間が長く残業になることもありますが、確定なのは週1。

現在取り組んでいる実験は拘束時間は長いですが、作業する時間は短く、非常に合間時間が多いものとなっています。

つまり、比較的楽な実験であり、合間は自由にデスクワークなり調べものなりを行います。

 

分析・評価

私が行うのは、合成した素材の簡易的な物性評価行うだけなので、自身の手で行います。

分析は調整したサンプルを装置に配置し、測定をスタートするだけ。

分析自身は装置が勝手に行ってくれますので、後は待つだけ。

分析結果の解析には慣れが必要ですが、多くの場合は何度か行えば理解できます。

数値で優劣を比較するだけの評価もありますので、難しくはありません。

分析・評価は一部、高度な技術を有していなければ出来ない代物だったりします。

そのような分析・評価の場合は社内の専門グループが行うか、外注等により対応します。

 

若手研究職の週間スケジュール

週間スケジュールは所属部署によって大きく変わります。

なので、あくまで若手研究職のモデルケース(一例)として考えてください。

 

化学メーカー研究職(3年目)の週間スケジュール

化学メーカー研究職(3年目)の週間スケジュールはコチラになります。

週間スケジュール

 

研究の流れ

  • 実験計画
  • 実験実施
  • 後処理・片付け
  • 分析・評価
  • データ整理・報告

という週間サイクルを日々繰り返しています。

1週間のサイクルが綺麗に決まっている、というのも珍しいかも知れません。

 

残業時間

私の場合には、基本的に残業になるのは実験を実施する日のみです。

私が担当するテーマは実験の拘束時間が長いため、実験日は3時間前後の残業になります。

上記スケジュールでは、実験の最初から最後までの工程を行うのに1回/週のため、週当たり3時間残業。

つまり、1ヶ月で10時間程度の残業になります。

勿論、テーマの進捗状況や外部状況の変化によりスケジュールがタイトになることもあります。

その場合には上記サイクル2回を1週間のうちに行うこともあり、月残業時間が20時間超えることもあります。

ただ、入社3年目までで月の残業時間が30時間を超えたことはありませんね。

 

個人的には、実験の拘束時間などの不可避な残業以外の残業は会社にとっても個人にとっても無駄と考えます。

例えば、報告書作成、実験計画等で残業など。

合間時間を有効活用し、常にタイムスケジュールを管理してマルチタスクで業務遂行すべき

この考えを入社時から叩き込まれたおかげで、生産性の高い時間を送ることが出来ています。

ポイント

生活残業するぐらいなら、スキルアップに時間投資し、転職して生涯年収を上げましょう。

残業は癖になり、時間の使い方が必ず下手になります。公私共に。

 

合間時間

化学の研究という性質上、実験の合間時間は確実に発生します。

ポイント

実験や分析というのは拘束時間(反応時間)は長いですが、実作業時間は短いです。

有機合成では、反応系中の変化を十分に観察します。

ただし、変化がない場合、変化がないことが明らかである場合には、作業場から離れることが可能。

また、分析に関しても装置が稼働している間は、合間時間が発生します。

これらの合間時間は基本的にデスクワークで、その他作業を進めていきます。

 

ただし、若手のうちはデスクワークの量は少なく、やれることも限られてきます。

どうしてもやることがない場合には社内カフェテリアで休憩することもあります。

カフェテリアでの休憩に来た研究員同士で情報共有なども有意義な時間ですよね。

 

まとめ

このように、自由で、楽しく働けるのが研究職だったりします。

もちろん、業界・企業が違えば働き方も変わりますし、所属部署が違っても変わるものです。

あくまで、研究職3年目の私の働き方、モデルケースとして参考にして頂ければと思います。

 

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