就活四季報で就活攻略:採用・配属実績編

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【就活四季報】Part2:後悔しない企業選びの為には“ココ”を見ろ!~実績項目編~

2021年8月9日

 

どうも、RyeChemです!

今回の記事は【就活四季報:Part2 後悔しない企業選び~実績項目編~】

 

就活四季報の“実績部分”は就活を有利に進めるというよりは、後悔しない企業選びに重要です。

就活の初期段階で非常に強力なツールとなり得る“就活四季報”

一定水準以上の各企業に関する有益情報が詰め込まれているので、非常に便利です。

就活四季報のポイントを理解して、企業研究を行えば、就活を効率的かつ効果的に進めることが可能です。

今回は3パートあるうちのPart2:実績項目部分に関して説明していきます。

 

 

“就活四季報”の企業ページの見方

さて、本題の“就活四季報”の見方・ポイントに参ります。

就活四季報には下記のように各企業のデータがまとめられています。

大まかに『就活概要(左上)』『実績(左下)』『企業データ(右側)』が記載されてます。

今回の記事では『実績項目の青色で囲んだ左下部分』を解説していきますよ。

 

四季報サンプル画像

 

就活四季報:実績項目(左下青色部分)

今回の記事では実績項目に絞ってとことん解説していきます。

この左下部分の実績項目で注目すべきポイントは2点あります。

ポイント

  • 採用実績校
  • 配属先・人数

 

採用実績校

 

実績画像

まず、この項目内で注視したいのが“採用実績校”です。

日本は学歴社会なので、基本的に大手になればなるほど高学歴を採用する傾向にある業界が多数です。

学歴だけが全てではないのは勿論ですが、たった1枚のエントリシートに、たった数回の面接。

この限られた機会で企業が一人一人の学生の全てを理解するのは不可能です。

学業は学生の本分であり、学生が同じ土俵で今までの努力を表す指標として捉えられるのは至極真っ当なことだと言えます。

なので、高学歴の方は基本的に就活有利。これは覆せない事実です。

この事実を基に、採用実績校の欄について考えていきましょう。

 

採用実績校の欄を見れば、大体どのレベル帯の大学が採用されているのか感度を掴めるでしょう。

基本的に採用実績校にない、あるいはそのレベル帯以下の大学では「少し厳しいかも」と考えてください。

つまり、採用実績校は限られた就活期間での“無駄打ち”を減らすために参考にするべきです。

 

勿論、私が勤める会社でも前年度の採用実績校に記載されてない大学から毎年数人は採用されてはいます。

しかし、客観的に見ればそういう人材は学歴の差を覆すほどの“強み”を持っている、と考えるのが普通でしょう。

厳しい現実を突きつけるようですが、就活とはそういうものです。

企業側の目線を考えれば、学歴も低く、圧倒的な強みもない学生を雇用したいと思うでしょうか?

学歴が高く、少なくとも知識を身に着け応用できる力のある学生or大きな強みを持つ学生…。

これらに該当する人材を雇用したいと思うのは当然です。会社の未来を担うわけですからね。

 

ポイント画像

ここから言えることは、

  • 高学歴以外は大手ばかりの応募は避ける。
  • 少なくとも採用実績に記載されている規模感の会社を受ける。
  • 大手でも学歴に縛られていない企業を受ける。

 

ここでなら働けると思える内定先を1つは確保するのとしないのでは全く心持ちが違います。

大手ばかり受けて焦りだけ募らせては確実に上手くいきません。

“採用実績校”の欄を見て、貴重な時間を無駄にせず内定を確定させておきましょう。

 

私の場合

ちなみに、私は決して旧帝大レベルの高学歴ではありませんでした。

旧帝大からワンランク?ツーランク?落ちる程度の中堅大学出身です。

なので、大手企業と中堅企業のエントリーバランスは随分考慮しました。

中には非上場に企業さえ応募しています。

幸いにも大手企業から内定を頂くことが出来ましたが、最悪の事態を想定した謙虚な応募の賜物かなと感じています。

 

ココに注意

決して、不相応だから大手を受けるな、という意味ではありません。

あくまで最悪の事態を想定したリスクヘッジをしようね、ということです。

大手でなくとも優良企業はいくらでもあります。

あらゆる選択肢を吟味してあなたの納得のいく行く末をじっくり決めてください。

 

配属先・人数

 

配属先画像

次に注目すべき箇所は“配属先・人数”です。

採用実績校の欄のさらに下に記載されている項目です。

 

ココがポイント

“配属先・人数”はあなたの要望が叶うか否かを知る、後悔しないための項目

“配属先・人数”から読み取れる事柄は3つ

  • 希望する地域に行けるか。
  • 希望する事業に就く事が出来る可能性。
  • 会社が注力している事業を知れる。

 

希望する地域に行けるか?

企業規模が大きくなれば事業の柱は増え、様々な部門が設立されます。

また、取引先も全国各地さらには世界中に。

そのため、研究所や営業所や工場など各地に点在します。

 

会社のホームページを閲覧すれば何県に営業所・研究所等があるかを知ることが可能です。

“就活四季報”の実績項ではさらに、新入社員が各事業所に配属される人数も知れます。

※サンプル画像のように記載していない企業も少なからず有り。

つまり、あなたが関東地方に留まりたいと考えた時にどの程度の割合の新入社員が関東地域に配属されているかを知れます。

「あ、この企業は殆ど関東配属なんだな」という感じに、勤務地に拘る方には非常に有益な情報でしょう。

 

希望する事業に就くことが出来る可能性を知る

これも上記の勤務地希望と同様です。

企業規模が大きくなれば、会社の“安定経営”のため複数の事業の柱を築き上げます。

例えば化学メーカーには『医農薬』・『電子材料』・『塗料』などなど様々な製品があります。

多くの場合、大まかな種別ごとに研究所が分かれています。

あなたが希望する事業を有する研究所に新入社員の何人が配属されているか。

“就活四季報”の配属実績から、自身の希望の実現可能性を推察することが可能です。

 

会社が注力している事業を知れる

思惑画像

上記2つは内定を見越した企業選びの話ですが、3つ目は就活有利に進めれるポイントになります。

配属実績で配属人数を確認する事で勤務地、担当事業のざっくりとした可能性を知れると上記で記載しました。

さらに、“配属人数”は見方を変えれば、“会社の注力先”を知れるということにも繋がります。

新入社員の配属先が多い事業というのはそれだけ会社が重きを置いている事業だと言えます。

勿論要素の単なる1つではあるのですが…。

 

就活は企業の思惑と就活生の思惑のマッチングです。

どちらかの思惑が違えば、就職は成立しません。

企業が新入社員の人数を多く割いて投入する事業は会社の重視する事業です。

なので、その事業を中心にアピールすることで少なくとも企業の思惑にはマッチングします。

 

どうしても行きたい企業があるのならこういう細かな情報から、企業側の思惑を推察し、出来るだけ求める理想像に自分を近づけていくことも内定率を高めるために重要です。

 

まとめ

“就活四季報”の企業ページ左下部分には採用実績に関する事が記載されている。

  • “採用実績校”を知ることで、内定難易度を推測できる。
  • “配属先・人数”を知ることで、希望勤務地・希望事業配属の確率を推測できる。
  • “配属先・人数”を知ることで、会社の思惑を知ることができ、就活有利に近づく。

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